1月例会報告 信濃国分寺八日堂縁日の講座・展示見学

2021/01/07


 1月実施の民俗例会は、令和3年1月7日(木)、上田市立信濃国分寺資料館の講座室をお借りし、上田市信濃国分寺の八日堂縁日に厄除けの「蘇民将来符」が頒布されるのにあわせて講座・見学会を実施した。八十二文化財団主催、長野県民俗の会と本会の後援による。
 午後1時20分、八十二文化財団、長野県民俗の会、信濃史学会の各代表からの挨拶につづき、元上田市立博物館館長倉澤正幸氏から「八日堂の蘇民将来符頒布習俗について」と題して、講演をしていただいた。
 最初に古代、中世、近世にかけての遺跡から呪符木簡として出土した蘇民将来符の形態の変化を検討した。信濃国分寺の蘇民将来符は室町時代の板状の木札から立体的な四角柱へと変化した。江戸時代中期には頭部に傘を持った六角柱に変わり、明治期の初めには色鮮やかね現在の護符へとなった。
 講演後、午後2時45分、講師の案内で蘇民将来符や八日堂縁日習俗展示品を見学した。新型コロナ感染症のため 八日堂縁日は自由参観とした。
 参加者26名。

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