20221009  第7回 地方史講座の事業報告

2022/10/10


 10月9日(日)13時30分から赤穂公民館地域交流センターで、第7回地方史講座を開催しました。主催は信濃史学会と駒ケ根市公民館協議会で、公益財団法人八十二文化財団から共催をいただきました。
 人文地理の研究者である、本会会員の山口通之氏に講演をお願いしました。
 演題は「上伊那の景観育成の現状と課題」です。

(講演の概要)
 平成17年に我が国で初めて景観法が制定され、その前後から各地で景観形成に向けた取り組みが高揚し現在に至っています。上伊那のほとんどの自治体が景観計画を策定し、地域住民の熱意による景観住民協定が安曇野に次いで多いことをみても、景観に関する感度が高い地域といっても過言ではありません。

 まず、講演に入る前に景観法と文化的景観と文化財保護法との関係、長野県景観条例について説明がありました。つづいて上伊那の「景観住民協定」の先駆的な取り組みとして、城下町高遠・まちづくり協定の歴史を整理し、看護大学周辺地域(駒ヶ根市)の景観住民協定の歴史についても取り上げました。
 上伊那地域の景観の特徴として、自治体が製作したキャッチフレーズにある「アルプス」が入れられていること、小中高の校歌に山や川の表現が盛り込まれていることを紹介しました。最後に伊那市西箕輪の景観形成の取り組みの具体的な事例から景観を守るための取り組みと課題について報告がありました。
 参加者35名。

 20221009  第7回 地方史講座の事業報告

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